S3 備忘録 塩アマガ+スカーフサザン【最終レート2003(1174位)】
S3お疲れ様でした。僕はまたしても満足できる結果とはほど遠い順位で終わってしまい悔しい気持ちで一杯です。
今回は構築の紹介というよりかは、備忘録として、どんな考えでS3の構築を組んでいたかを書き記し、次シーズンにつなげたいと考えています。
そのためほぼ自分用ですが、それでも構わないという方は読んでくれると嬉しいです。
《並び》
以下の二つを最終日使用し、どちらも同じくらいの勝率でした。
《構築経緯》
○メタ対象と構築のコンセプト
セグ、カミ、ラッシャ、ツツミ、ドクガ、毒菱展開
上記のポケモン・構築に隙を見せない&強く動ける並びを目指すことから構築を考え始めた。
ここで、カミ・ツツミ・ドクガは眼鏡を持つことが多く火力が非常に高いため、受けることを第一に考えたやり方では難しいと感じ、それら三匹を上から殴れるスカーフ枠が重要と考えた。
しかしながら、カミ・ツツミ・ドクガの三匹はスカーフorブーストエナジーでSを上げる型も存在する。
したがって、それらの場合に拘った技を見たり、引かせてブーストエナジーによる上昇分を消させるクッション枠も同時に組み込むことで隙を見せず有利に立ち回れるのではないかと考えた。
○チョッキ枠+スカーフ枠を探す旅
クッション枠は無難に考えれるとチョッキを持ったポケモンになると思い、強いチョッキ枠とスカーフ枠の組み合わせを試行錯誤して探ってみた。
以下がS3に試したポケモン達。
【チョッキ枠】 【スカーフ枠】
・ジバコイル ・サザンドラ
・ミトム ・ウルガモス
・カイナ ・ミトム
・ドクガ ・ツツミ
・ヘイラッシャ
・ドドゲザン
この中で取り分けてサザンの使い心地が良く、サザンをスカーフ枠にすることを決めた。
具体的な理由としては、
(1)悪技という通りの良い技を持ちスイーパーとして優れる
(2)ヘイラッシャに強い
(3)流星群によって瞬間火力が最も高い
(4)セグレイブにも弱くない・テラスを強要できる
(5)拘ったハバタクカミに対してムンフォ→鋼テラス、シャドボ→そのままというように立ち回れる。ツツミの氷技とドロポンに対しても同様
スカーフ枠をサザンにすると、カミに対して引かなくては行けないケースが多くなるため、チョッキ枠を特にカミに厚めなジバコ、ラッシャ、ドドゲザンとした構築を考えていくことにした。
○クッション枠の見直し
そうして構築を組むとある程度やりたい動きはできてそこそこ勝つことができたが、問題点もいくつか露呈した。
主に、サザンが鋼テラスを切った後のタイプ補完と有限サイクルであること。
前者についてはジバコとドドゲザンはサザンが鋼になった後だと炎や格闘が一貫してしまい、特に役割対象であるカミのマジフレが一貫するのはきつすぎた。そもそもサザンはテラス前と後で格闘が一貫するのが弱点であるのに、ジバコもサザンもラッシャもカイナに弱いのが致命的。
後者について、特に、回復手段も欠伸を持たないラッシャはサイクルに介入するとステロや毒菱、ゴツメで容易に機能停止されうるのが難しすぎた。チョッキを持っているとはいえ、眼鏡カミに対してそう余裕はないので。
そこでチョッキ枠とは別にハバタクカミに投げれるポケモン探しのたびに出ることにした。そして、あさひざドクガやウインディなどを経た後にHDアーマーガアに辿りついた。
巷で少し流行っていたので知っている人が多いと思うが、眼鏡シャドボがギリ受かり、特性ミラーアーマーによってシャドボDダウンしない、弱点のマジフレを受けると相手のCがダウンする。
以上の要素によって最もハバタクカミに安定するクッションであると感じた。物理に対しても持ち前の数値とリフレクターに仕事ができ、クッションからの蜻蛉で展開がシンプルに強い。後投げして眼鏡シャドボと分かればサザンや後に採用するキョジオーンを投げて展開という選択肢を取れるなど、本当に使い勝手が良かった。
○軸の3体目と4体目
こうしてスカーフサザン+HDアマガまで決まり、残り一枠にはメタ対象と位置づけたポケモンの中で厳しいドクガとセグレイブに強めで、かつ特殊受け(アマガ)+物理受け+スイーパー(サザン)で汎用的に強い並びを組めると感じたキョジオーンを採用した。キョジオーンは毒菱が無効であることが大きく、サザンアマガキョジオーンと選出すると誰にも毒菱が入らない。
次に、ツツミにかなり強く、アマガやキョジオーンを投げたくない相手に対して代わりに役割を果たす(カミにはテラスを切れば強い、ドクガやセグレイブに仕事できる)ことができるチョッキ枠としてミトムとカイナの二つを入れ替えながら採用。
○補完枠
残りの補完枠としてはサザンをスイーパー枠としていることやアマガを採用していることから相手のチョッキのポケモンや鬼火ヒトムミトム、ガモスが重めだったので崩しも兼ねて鉢巻セグレイブを採用。また、鉢巻氷テラス礫はカミを縛れるほどの火力があり、ストッパーとしても役割を持てる。
もう一体は、チョッキ枠をミトムとした場合は格闘枠・対キョジオーン枠としてみがわりコノヨザル、カイナを採用した場合はコノヨザルやテツノブジン、イダイナキバなど意識で眼鏡カミを採用したが正直てきとう。
《個体紹介》
サザンドラ@スカーフ *鋼テラス
特性:浮遊
性格:控えめ
実数値:167-x-111(4)-194(252+)-110-150(252)
技構成:悪波 流星群 ラスカ 大地
カミとツツミを上から殴る枠。サイクルを回した後のスイーパー。怯みが強かった。
サフゴに強いのが実はめちゃくちゃえらいポイント。
蜻蛉もありだが、ジバコやドクガを上から処理できる大地は活きる場面が多かった。
アーマーガア@オボン *炎テラス
特性:ミーラーアーマー
性格:慎重
実数値:205(252)-107-126(4)-x-150(252+)-87
技構成:アイへ 蜻蛉 羽 リフレクター
カミへのクッションとしては最高級。炎テラスはマジフレやドクガに対してアマガを残すことが勝ち筋になり得る場面で切った。
キョジオーン@残飯 *ゴーストテラス
特性:清めの塩
性格:腕白
実数値:207(252)-120-183(132+)-x-126(124)-55
技構成:塩漬け のろい 再生 守る
調整意図:臆病ツツミのドロポン確定耐え
のろいはテラス切る前は詰ませとして、テラスを切った後は身代わりを貼ってくるポケモンを呪って切り返せる。
ゴーストテラスは地面や格闘弱点を消す上でも都合が良かった。
テツノカイナ@チョッキ *水テラス
特性:クオークチャージ
性格:意地
実数値:229-209(236+)-128-63--114(204)-79(68)
技構成:ワイボ ドレパン 地震 ボルチェン
調整意図:敵のカイナが重めなので上取れるくらいs
テラスはハバタクカミから弱点を突かれず、イルカマンやツツミ、眼鏡ドクガ、ヘイラッシャに有用な水。
キョジオーンに出される隠密サフゴに後投げしてテンポ取れるのが良い。
ミトム@チョッキ *鋼テラス
特性:浮遊
性格:穏やか
実数値:157(252)-x-140(100)-143(132)-143(20+)-107(4)
技構成:10万 ドロポン ボルチェン イカサマ
調整意図:臆病ツツミのフリドラを2耐え、カイリューのノマテラ神速2耐え
鋼テラスはセグレイブのきょけん、カミのムンフォ、ツツミのフリドラ意識。
カイナと一緒で隠密サフゴに投げてカミやサザン、セグレイブに繋げることができる。
ドクガに強めなのが良い
セグレイブ@鉢巻 *氷テラス
特性:熱交換
性格:意地
実数値:191(4)-216(252+)-112-x-106-139(252)
技構成:きょけん つららばり 地震 礫
破壊神。氷テラス礫でカミやトドロクツキ、飛行カイリューしばくのが爽快だった。
でも、ミルクさん&じゃすぽけさんの構築見て珠で良かったやんってなってるナウ…
コノヨザル@ゴツメ *ノーマルテラス
特性:不眠
性格:意地
実数値:215(236)-183(252+)-102(12)-x-111(4)-111(4)
技構成:憤怒 ドレパン みがわり アンコ
元々違う構築で対キョジオーン・ラッシャとして残飯持たせて使って強かったので流用した。残飯はキョジオーンに取られているので初手セグレイブ対面できょけんを打たれた時に襷ごと貫けたりヘイラッシャと殴り合い時に削れるゴツメとした。
アンコールはヘイラッシャの欠伸や守るのタイミングで投げてテンポを取れる(特性:不眠)のと起点回避を目的に採用。
テラス切ってカミ対面処理したり、相手の想定外のみがわり+アンコで崩せたり面白かった。
ガッサに強いのもうれしかったりする。
ハバタクカミ@眼鏡 *フェアリーテラス
特性:古代活性
性格:臆病
実数値:147(132)-x-88(100)-169(108)-156(4)-193(164+)
技構成:ムンフォ シャドボ マジフレ ショック
調整意図:最速マスカーニャ抜き、眼鏡カミのフェアリーテラスムンフォを大体耐えそうなくらい、特化ワイボ耐え
雑に強い枠。マスカーニャ重めなので抜けるまでs降った。ミラーはほぼ抜かれて皆最速にしてるんや~ってなってた。
《重いポケモン》
・クエスパトラ
クエスパトラ自体も思いが、バトンがキツイ。
セグレイブの礫の相手が想定してない火力でバトンさせずに処理とか無理矢理してた。
・コノヨザル
初手の起点作成でもビルド型でも全てが重かった。
・ガブ
特に隠密は勘弁してください。鋼やら炎やらテラスもたくさんで困る。
・イダイナキバ
無理すぎ
ミトム入りの方はまだなんとか戦えるが、カイナ入りの方は激重。
《総括》
流れてくる構築記事を読んだ感じ、自分の構築のコンセプトや強いと思って使用したポケモンが大きくズレていたとは思わない。しかし、明らかに数の多いコノヨザルや増えつつあったガブ&イダイナキバの対策を怠ったのがダメすぎた。
また、チョッキ枠やスカーフ枠を色々と試しすぎて、この構築の形になったのがシーズンの本当に最終盤で練度が足りなかった。自分は試合数こなさないと練度が良くならないタイプなので、反省したい。
3月シーズンはテラピース改変によりやるかどうか分からないが、やるのであれば上位を目指したい。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【S24最終68位】ラグザシサンダーノラゴンポリドラン
S24お疲れ様でした。プライベートの都合で今シーズンをもってしばらくランクマを休止するので、最後に2000&二桁を達成できて嬉しいです。
目次
《構築経緯》
久しぶりの竜王戦環境なので、自分が結果を残せたS16とS17の構築を再び作って回してみた。両者を比べてS16の構築⇓
taroimo131.hatenablog.com
の方がしっくりきたのでS16の構築をベースに今期を考えていった。
色々試したが、最終的な並びはラグザシサンダーノラゴンポリドランとなり、S16との並びの違いはカバ↔ラグだけとなった。
カバをラグに変えた理由は
①相手がラグだった際にカバだとどうしても不利を取ることが多い
②ランドに打点が欲しい&相手が砂パのときに天候を変えたい。
③水が入っていることによりダイマ枯らしがしやすく、ダルマの相手ができる。
④ザシアンコピられたメタモンに対して後投げして切り返しができる(襷メタモンは知らん)
⑤クイタンがあまりにも強い
《個体紹介》
ラグラージ@残飯
特性:激流
性格:呑気
実数値:215(252)-132-148(196+)-x-118(60)-58
※s個体値0
技構成:クイックターン 欠伸 守る ステルスロック
H-D
・特化サンダーの珠ダイジェットを確定耐え
S
・最遅
個人的に竜王戦環境の覇者。クッションとして投げてクイタンからザシアンやサンダーに繋げたり、ダイマを枯らしたり、起点を作成したりする。
ザシアンをコピられたメタモンの巨獣を二耐えするので後投げから切り返しができる。欠伸ループで残飯による耐力確保ができれば複数回メタモンに対して切り返す動きが可能。また、相手がラス1メタモンの場合は守るを使ってPPを枯らす立ち回りができることは重要。
サンダーの相手をすることが多かったのでDにもう少し振りたいが、そうするとザシアンコピったメタモンが相手できなくなるので悩みどころ。
草技ケアは忘れないこと。(守るor直引き)ラグ入りに意気揚々と出てくるくさいポケモンは大抵草技を持っている。
ザシアン@朽ちた剣
特性:埠頭の剣
性格:意地っ張り
実数値:188(164)-231(156+)-136(4)-x-136(4)-191(180)
技構成:巨獣斬 じゃれつく インファイト ワイルドボルト
H-D
・臆病サンダーの珠ダイバーンを75%で耐え
S
・最速エースバーン抜き
・意地スカーフノラゴン抜き
HとAは明確な調整先がなく、これくらい欲しいなって感じで適当に振り分けました。環境にいるザシアンの調整をよく理解していないが巨獣斬+石火で落ちたことはなかった。
Aが高いザシアンの立ち回りに慣れてしまったので今回もA高め。ミラーでラグに合わせてノラゴンを初手に投げられることが結構あり、ザシアンがノラゴンを抜いていないとゲームエンドするのでスカーフノラゴン抜きまでSを振った。
身代わりや剣舞、石火が欲しいこともあったが、ノラゴンとザシアン両方を受けられるポケモンを作りたくなかったためドヒドに打てるワイボとナットに打つインファは抜けなかった。
結局この犬が最強。ありがとさん。
サンダー@命の珠
特性:静電気
性格:臆病
実数値:166(4)-x-105-177(252)-110-167(252+)
技構成:ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
・CSぶっぱ
ミラーやイベル、ゼルネ意識で最速。特に言うことなし。
ウオノラゴン@拘りスカーフ
特性:頑丈顎
性格:意地っ張り
実数値:165-156(252+)-120-x-101(4)-127(252)
技構成:エラ噛み 逆鱗 噛み砕く こらえる
・ASぶっぱ
A
・特化
・ステロ込みでHB特化サンダーを先攻エラ嚙みで確定1発
・雨下先攻エラ噛み+サンダーの珠ダイサンダーで耐久無振りダイマカイオーガがほぼほぼ落ちる
・雨下先攻エラ嚙み+雨なし先攻エラ嚙みでH252B4ナットレイが確定で落ちる
H-D
・C特化カイオーガの潮吹き(ダイストリーム)をちょうど確定二耐え
改めてザシアンの補完枠としての優秀さを感じたシーズンだった。ヌオーやウインディといったザシアンを受けにくるポケモンを釣って負荷をかけられ、オーガとネクロに強い。例えば、ネクロに対しては龍舞を積まれていても、ダイマを合わせてウォール→ダイストリーム→ウォール→エラ噛みで処理できる。
カバがいないせいでヌケニンがかなり重い+ザシアンとノラゴンをヌケニン一匹でみようとしてくる人が多かったため嚙み砕くを採用した。
ウォール枠は寝言を全く打たなかったので、ある人の配信で知ったダイマ枯らしに使えるこらえるとした。
ポリゴン2@進化の輝石
特性:アナライズ
性格:穏やか
実数値:191(244)-x-123(100)-125-149(164+)-80
技構成:トライアタック シャドボ 電磁波 自己再生
・H 16n-1
H-B
・黒バドの眼鏡サイコショックを255/256で二耐え
・ステロダメ+陽気ウーラオスのインファ確定耐え(ステロダメ+暗黒強打or水流連打×2を確定耐え)
・ステロダメ+意地エスバの珠ダイナックル確定耐え
・陽気ダルマ(五里霧中)のつらら落としを確定二耐え
H-D
・臆病サンダーの珠ダイジェットを250/256で二耐え
・ステロダメ+C+1黒バドの珠ダイサイコ確定耐え(サイコフィールドなし)
・ダイマックス状態でサイコフィールド下のC+1黒バドの珠ダイサイコ+サイキネを確定耐え
S16から努力値と技構成を変更した。火力のある黒バドがほとんどいなかったので努力値をDからBに割いた。これにより重いダルマの相手をしたり、物理とある程度殴り合えるようになった。
技構成は前と比べ怪電波が減ったように感じたので、イカサマを火傷でも火力が落ちず、より良い乱数で黒バドを落とせるシャドボに変更。また、冷凍ビームを打つ機会がなかったので電磁波に変更。電磁波は有利対面で打つと後投げしてくるウーラオスやエスバを麻痺を入れられスカーフやジェットされてもザシアンやサンダーで上から処理できるようになるのが大きかった。
ヒードラン@風船
特性:貰い火
性格:控えめ
実数値:166-x-126-200(252+)-127(4)-129(252)
技構成:マグマストーム ソーラービーム 大地の力 挑発
・CSぶっぱ
・ダウンロード対策 B<D
主に受けループ、ムゲンダイナ軸に投げる。他にもアタッカー+受けのような構築に投げることもあり、ラッキーをキャッチしてサンダーを通すorヌオーをキャッチしてザシアンを通すことができる。
技構成はハピ等の受けをキャッチするマグスト、キャッチした後に回復をさせない挑発、ムゲンダイナへの打点となる大地、受け構築にドラン対策として入れられているミロカロスやラグ、ゲロゲに打つソーラービームで完結。
メタモンがやばいときに出すこともある。ダイマするとダイバーンが強く、相手もザシサンダーへの警戒が厚くドランへの意識が薄いため選出すると大体活躍してくれる。
《選出》
◎ 基本選出(対ザシアン、ゼルネ、ゼクロムなど)
+ +
6.5割くらいはこの選出。ザシサンダーミラーの場合の初手はなかなか難しく毎回悩む。ノラゴンやラグを起点に起点にしてくるドラパが相手にいるときはサンダーorザシアン初手。エスバやダルマ入りならラグ初手。
初手でこちらザシアン相手がサンダーの場合は1ターン突っ張てからラグに引くようにしていた。ただ、分かっている人はラグ引きを読んでジェットを打ってくるため、ここは構築の課題の一つ。
◎ +受け
◎ +受け
+ or + or
どちらも初手はザシアン。イベルにサンダーでボルチェン打ちに行くと弱保のときに負けるためザシアンを投げるようにしていた。とにかくドランかノラゴンで受けを崩していく。
◎
+ + or
初手はノラゴンを投げるようにしていた。相手がスカーフオーガだと雷を打たれるが、ラグを選出していたらラグバックしていた。そうすると大体ダイマ切ってくるのでまもるやノラゴンバックして試合を優位に進められた。ノラゴンとザシアンが受かってないのでそれを押し付けることを意識。
◎
+ + or
初手に黒バドがくることが多かったのでポリ2を投げるようにしていた。黒バドと対面したらシャドボ→トラアタor電磁波の順に技を押してた。(身代わり持ちの場合初手は身代わりを押してくることが多いため)。この裏にトラアタor電磁波を入れることは非常に重要となる、特にウーラオスやエスバに引いてくる人に対して。
◎
+ から@2
受け回しの場合はドランだけで勝てることが多い上に、ラグで操作していけばザシアンかサンダーどちらかを通しに行けるので勝率は非常に良かった。アタッカームゲンダイナも重くはなかったが、メテビはマジで無理。
◎
まとまった選出パターンなし。どのポケモンも投げる可能性あり。一番多かったのはザシアン+ノラゴン+ラグ
基本ノラゴンでネクロを処理する。ノラゴンがきつそうな場合はドランで処理することも。ノラゴンが強すぎてザシアン軸だがそんなきつくなかった。ザシアンにインファがあったのも大きくネクロ引きが読めるときは積極的にインファを押していた。
◎
+@2()
初手はザシアン投げ。トリルされた場合は交代を駆使して枯らす。ドランは白バドにかなり強いので出すことが多かった。(ドランの風船が見えていない場合は相手視点地面技が安定択のシーンが多く、ドラン引きによりトリルや壁枯らしができる)
《重いポケモン》
・ディアルガ
無理。ポリ2でダイマ枯らしてザシアンのインファで処理する展開を目指す。
・アッキサンダー、身代わりサンダー
どうしてもこいつは重い。ラグのクイタン×2やサンダーの熱風で身代わりを壊しつつ折を見てこちらのサンダーでダイマして処理しにいく。
・ミトム
ラグ初手でいくと初手で終わるのでサンダー初手が理想。サンダーを出せない場合はザシアン(鬼火持ちは当たらなかった。)ミトムだけでなくラグを起点にしてくるポケモンには特に警戒すること。
・壁+身代わりザシアン
きちい
・メテビムゲンダイナ
きちい
《戦績》
TN タロウ 最終68位 レート2007 99勝62敗
《レンタルチーム》
是非使ってみてください!
《総括》
自分自身で区切りと決めたシーズンに結果を残せて本当にうれしいです。
復帰したら竜王戦環境以外でも結果を残すこと、2100を目標に頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【対カイオーガ】D振りウオノラゴン
カイオーガ軸の対策にウオノラゴンを使っていて、スカーフカイオーガにかみなりを打たれると対面負ける点に使いずらさを感じたのでかみなりを2耐えし対面勝てる調整を考えた。
また、潮吹きに後投げからも勝てる調整とした。(ASウオノラゴンだと威力150潮吹き×2+威力下がった潮吹きを低乱数で耐えられず負けることがある)
ウオノラゴン@拘り鉢巻
特性:頑丈顎
性格:意地
実数値:167(12)-140(140+)-121(4)-x-118(140)-122(212)
H:8n-1(ナットの鉄の棘や宿り木意識)
A
・無振りカイオーガに対して雨下後攻エラがみが58.3~69.1%
・H252振りカイオーガを雨下先攻エラがみで乱数15/16で1発
(以下、通常天候下)
・HB特化サンダーを先攻エラがみで確定1発
・HB特化ヌオーを先攻エラがみでちょうど確定1発(100.0%~)
・H252B4日ネクを先攻エラがみでちょうど確定1発
・H252B4残飯ナットに先攻エラがみが54.7~64.6%入り受け出しを許さない(ただし、守るを挟まれると低乱数で受けられる)
H-D
・臆病カイオーガのかみなりを246/256(96%)で2耐え
・臆病カイオーガの雨下威力150潮吹きが32.3~38.3%
・エラがみダメージが最小時の潮吹き威力:62
臆病カイオーガの雨下威力62潮吹きが13.2~16.2%
⇒潮吹きに後投げからスカーフカイオーガに勝てる
・C252レヒレのムーンフォースを確定耐え
S
・S4振りサンダー抜き
・麻痺状態の最速フェローチェ抜き
役割
ザシアン軸の補完として非常に優秀
・対カイオーガ軸
・対日ネク
→サンダーやポリ2の電磁波等で麻痺を入れてからノラゴンに引き上からエラがみを押し付けて処理。鋼技半減により安定する。
・ヌオーでザシアンを受けてくる構築の崩し
汎用性を保ちつつカイオーガ軸の対策を務められるポケモンだと思います。質問やご意見等お待ちしています!
読んで頂きありがとうございました。
【剣盾S17シングル 最終90位】 ラグザシ軸 高火力+クッション
シーズン17お疲れ様でした。二期連続最終二桁を達成でき本当に嬉しいです。
特に変わったポケモンもおらず、禁伝環境も終わりなので構築記事というよりは備忘録として簡潔に書いていこうと思います。
目次
《構築経緯》
・前期結果を残せたカバザシと似た戦い方のできるラグザシを使用。
ただし、前期とは違いサンダーをクッションとして用いた。
・オーガ受け+特殊全般へのクッションとしてラッキーを採用
・オーガやムゲンダイナに圧力をかけられる高速ダイマアタッカーとして珠ドラパ
・ネクロや黒バド対策+受け寄りの構築への崩しとして鉢巻悪ラオス
結果としてラグ・サンダー・ラッキーのクッションからザシアン・珠ドラパ・鉢巻ラオスの高火力を押し付ける構築となった。
《個体紹介》
ラグラージ@オボンの実
特性:激流
性格:吞気
実数値:207(252)-130-156(252+)-x-111(4)-58 ※s個体値0or1
技構成:地震 欠伸 クイックターン ステルスロック
HB特化 S:最遅
クッション兼起点作成。ダルマに対して仕事ができる点、炎・鋼耐性があることでザシアンと相性補完が良いことを評価してカバではなくラグを採用した。草技はケアできるので大丈夫だったが、最終日に身代わりサンダーやドラパがたくさんいたのには困った。
ザシアン@朽ちた剣
特性:埠頭の剣
性格:意地っ張り
実数値:196(228)-242(236+)-136(4)-x-136(4)-173(36)
技構成:巨獣斬 じゃれつく ワイルドボルト インファイト
A
・11n、ほぼ特化
・B4振りザシアンに対して巨獣斬が与ダメージが151~178(ゴツメ2回触れさせればH252B4ザシアンを確定で倒せる。ゴツメ1回でも中乱数。)
H-B
・A222ザシアンの+1巨獣斬+石火+ステロダメ1回分をほぼほぼ耐える
H-D
・C177サンダーの珠ダイバーンを最高乱数切って耐え
S
・準速エースバーン+2
・S170~172のHDザシアン意識
前期と同じ調整。ドヒドナットや原種ファイヤー・ホウオウ、ムドー・ガアを絡めてザシアンを受けようとしてくる構築が多かったためワイボ・インファ両採用。ゴツメサンダーを採用したことにより打つ機会が減った石火と元々あまり押さなかった剣舞を切った。
相手のザシアンの振り方がわからないが、ゴツメ1回+こちらのザシアンの巨獣斬で倒せないことは1度もなかった。
Aの高いザシアンやワイボ・インファ両採用を考慮していない立ち回り・構築が多く非常に刺さった。
サンダー@ゴツゴツメット
特性:図太い
性格:臆病
実数値:197(252)-x-143(196+)-145-110-128(60)
技構成:ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
B
・11n
S
・準速75族抜き
・S+1でアーゴヨン抜き(最速エスバやSをS削ったザシアンを抜ける)
ザシアン等の物理へのクッション兼ダイマして詰める枠。ノラゴンがかなりきつめの構築なので準速ノラゴン抜きとした。静電気が強かった。
ドラパルト@命の珠
特性:すり抜け
性格:陽気
実数値:163-172(252)-95-x-96(4)-213(252+)
技構成:ドラゴンアロー ゴーストダイブ 不意打ち 龍舞
・ASぶっぱ ・ダウンロード対策:B<D
高速かつダイマ適性のあるアタッカーで、カイオーガやムゲンダイナ、日食ネクロに圧力をかけることもできる珠物理ドラパ。不意打ち採用なので黒バドの処理ルートの一つでもある。
すり抜けなのは身代わりを貼った黒バドに不意打ちをぶちこんだり、ラグの前で身代わりを貼ってきたポケモンに対してクイタンからドラパで対応するため。また、最速130族やドラパミラーで上を取りたかったので陽気とした。
《選出》
基本選出(対ザシアン軸、イベル軸、ゼルネ軸など)
++
イベル軸とゼルネ軸には初手にザシアンを投げた。
対オーガ軸 or+ +@1
オーガをラッキーで受けつつドラパとザシアンで後続に負荷を与える。
対黒バド軸 +or+or
ドラパ&ラオスの不意打ちで縛ったり、ドラパの龍舞やラオスダイジェットから詰める。
対ムゲンダイナ軸受けループ or+@2
悪ラオスかドラパでダイマして崩す。
対日食ネクロ軸 ++@1
対白バド軸 ++@1
《総括》
最終二桁を二期連続で取れるとは自分でも思って無く本当にうれしいです。
「竜王戦ルールだけ強い人」にならないよう来期も頑張ります笑
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【剣盾S16シングル 最終60位/160位】 カバザシサンダーノラゴンポリドラン
S16お疲れ様でした。念願の最終二桁&2rom2000達成した構築の記事になります。
目次
《構築経緯》
前期結果を残した方がいたカバザシサンダーを使用してみたところ、とても使いやすく、またメタを貼られても立ち回り次第で不利を取らない点に強さを感じ軸とすることに決定。
《個体紹介》
カバルドン@オボンの実
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-176(172+)-x-103(84)-57 ※s個体値10or11
技構成:地震 欠伸 吹き飛ばし ステルスロック
H-B
・11n
・A222ザシアン(252振り)の+1巨獣斬が50.2~59.1%でオボン込みで確定2耐え
・A222ザシアンの+3巨獣斬を確定1耐え
H-D
・C177サンダー(252振り)の珠ダイジェットを確定1耐え
・C146サンダーの暴風が40.9%~48.8%で確定2耐え
・C146サンダーのダイジェットが52.1~61.9%でオボン込み確定2耐え
S
・最遅ラグラージ抜かれ
・4振りドヒドイデ、ヌオー抜き
クッション兼起点作成。サンダーともザシアンとも相性が良く、ラグと比べてケアしないといけない点が少ない。ザシアン軸ミラーではカバをうまく使えるかどうかで勝敗が決まる。
ザシアン@朽ちた剣
特性:埠頭の剣
性格:意地っ張り
実数値:196(228)-242(236+)-136(4)-x-136(4)-173(36)
技構成:巨獣斬 じゃれつく 電光石火 剣舞
A
・11n
・巨獣斬+電光石火でH199-B135ザシアンを低乱数(11.7%)で倒せる
(ステロダメ1回分込みだと55.1%で倒せる)
H-B
・A222ザシアンの+1巨獣斬+石火+ステロダメ1回分をほぼほぼ耐える
H-D
・C177サンダーの珠ダイバーンを最高乱数切って耐え
S
・準速エースバーン+2
・S170~172のHDザシアン意識
最終日付近はSを伸ばしたザシアンがほとんどで自分も最速HSにするか迷ったが、同速ゲーをするくらいならSを諦めてAに回そうと考えた。ザシアンは巨獣斬や石火で縛れる範囲が広いほうが強いと思ってるのでこれで正解だったと信じたい。
意地であることでA222ザシアンの巨獣斬を確定耐え調整していそうなポケモン(黒バドなど)を倒せたり、相手の予想外の火力を押し付けられたのが非常に良かった。また、カバザシミラーで相手のカバを巨獣斬2発や剣舞1積み巨獣斬で倒せてeasy winした時は意地の恩恵を感じた。
サンダー@命の珠
特性:静電気
性格:臆病
実数値:166(4)-x-105-177(252)-110-167(252+)
技構成:ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
・CSぶっぱ
ミラーやオーガ、キュレム、イベル等を意識して最速。特に言うことはないが、改めてザシアンとの攻撃面の相性は最高だと感じた。
ウオノラゴン@拘りスカーフ
特性:頑丈顎
性格:意地っ張り
実数値:165-156(252+)-120-x-101(4)-127(252)
技構成:エラ噛み 逆鱗 サイコファング 寝言
・ASぶっぱ
A
・特化
・ステロ込みでHB特化サンダーを先攻エラ嚙みで確定1発
・雨下先攻エラ噛み+サンダーの珠ダイサンダーで耐久無振りダイマカイオーガがほぼほぼ落ちる
・雨下先攻エラ嚙み+雨なし先攻エラ嚙みでH252B4ナットレイが確定で落ちる
H-D
・C特化カイオーガの潮吹き(ダイストリーム)確定2耐え
始めは従来よく使われていたラプラスを入れていたが相手に掛けられる圧力が高くないと感じ、受け構築にしか選出しなかったので解雇。
代わりに「圧力があるポケモン」の代名詞であるウオノラゴンを入れてみたところ大ハマり。このポケモンを見つけられて良かった。
冠環境と比べて通りが非常に良く、刺さっていそうな構築には積極的に選出した。
オーガ軸に出して相手の雨ただ乗りしてエラ嚙みを打つ瞬間は快感だった。ナットはD振りしかいないのでエラ嚙みを受けれない。
努力値の端数をどこに振るか考えていた時、Dに振るとC特化オーガの雨ダイストリームが丁度確定3発になることに気づいた。それにしてもオーガの火力はふざけてる。
サイコファングは水ウーラオスへの打点や壁破壊できたらいいなと思っていれた。ダイナックルとなるけたぐりや、寝言でエラ嚙みを出すために2ウェポンとするのもあり。
ポリゴン2@進化の輝石
特性:アナライズ
性格:生意気
実数値:191(244)-100-112(12)-125-161(252+)-72
技構成:トライアタック 冷凍ビーム イカサマ 自己再生
・H 16n-1 D 特化 B 余り
一番の役割は対黒バド。一般的なカバザシサンダーでは悪ウーラオスを絡めて処理することが多いと思うが、自分は悪ウーラオスを使うのが下手らしく負けまくったのでポリ2を入れたところ勝率が大きく改善した。
イカサマは黒バドへの打点。他にもシャドーボールも選択肢となるが、怪電波サンダーとセットになっている黒バドが多いためイカサマの方が良い。白バドやドリュにもイカサマを良く打った。
トラアタはダイアタックによるS下げが強く、ポリ2を起点にしてくる相手のザシアンもSを下げてこちらのザシアンやサンダーで処理できる。
ただし、電磁波も一考の余地あり。
中盤から終盤にかけて増えていたリザードンにはこのポケモンを投げて対応していた。その他初手ダイマへの抑制・対応ができるのは偉かった。
ヒードラン@風船
特性:貰い火
性格:控えめ
実数値:166-x-126-200(252+)-127(4)-129(252)
技構成:マグマストーム ソーラービーム 大地の力 挑発
・CSぶっぱ
・ダウンロード対策 B<D
主な役割は受け潰しとメタモン対策と対日食ネクロ。持ち物は日食ネクロの地面技を一回受けずに済む風船。風船+挑発によりカバを機能停止、ダイソウゲンでラグを処理をできるため重めの欠伸展開への対策にもなった。
技構成はハピ等の受けをキャッチするマグスト、キャッチした後に回復をさせない挑発、ムゲンダイナへの打点となる大地、受け構築にドラン対策として入れられているミロカロスやラグ、ゲロゲに打つソーラービームで完結。
ザシアンを特化にしたせいでコピーされたメタモンの巨獣斬を3発耐えれない(98.83%で落ちる)。耐久に努力値を回そうか悩んだが、C特化で丁度ムゲンダイナに大地が半分入る点でCを削りたくなく、Sもすいすい発動前のゲロゲや日食ネクロ、遅いサンダーを抜きたかったため削れなかった。
《選出》
基本選出(対ザシアン軸、イベル軸、ゼルネ軸など)
++
6.5割くらいはこの選出。初手はザシアンかサンダーで出し負けしにくい方を投げることが多かった。サンダーにダイマを切り、サンダーとザシアンで殴っていく。ミラーはとにかくカバをうまく使うこと。
対オーガ軸 ++ or or
オーガはザシアン+サンダーで対面的に処理する。スカーフかチョッキかなるべく早く判断すること。基本的にザシアンとノラゴンが受かってないので有利対面を作って崩していく。
一緒に入っているヒヒダルマがかなり重く、ザシアン初手になげてダルマが来たらノラゴンかポリ2に下げる動きから試合を始めていた。
最終日にやっと気づいたがノラゴンを出してる時の勝率が一番良かったので積極的に選出するべきかも。
対黒バド軸 ++ or
とにかくポリ2を大事に扱うこと。初手に黒バドがくることが多かったのでポリ2を投げるようにしていた。
対ムゲンダイナ軸 +@2
受け回しの場合はドランでハピをキャッチして処理してサンダーを通したり、ムゲンダイナを処理してウオノラゴンを通すなどする。
対日食ネクロ軸 +@1
正直かなりキツイ。龍舞を積ませないように立ち回ってヒードランのダイバーン+サンダーの晴れ熱風で倒すなどのルートを取る。
対白バド軸 ++@1
初手はザシアン投げ。トリルは警戒しなければいけないがポリ2がターンを枯らせるので問題はない。ドランも白バドにかなり強いので出すことがあった。
《戦績》
TN タロウ 最終60位 レート2055
TN Schrödinger 最終160位 レート2009
《レンタルチーム》
是非使ってみてください!
《総括》
初の最終二桁本当にうれしいです。対戦した方、応援してくれた方ありがとうございました!
次は2100を目標に頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【剣盾S7シングル最終563位】 初手ダイマ+エスバミミ
シーズン7お疲れ様でした!大満足という結果ではありませんでしたが、頑張ったシーズンではあるので書き記そうと思います。
はじめに断っておきますが、この構築は大部分を、ふゆのさんの構築を参考にしています。ただ、ダイマエースポケモンや調整、技構成は自分なりに何度も試行錯誤して決めたので、その点も踏まえて読んで頂けると嬉しいです。
《使用構築》
《構築経緯》
・まず、中盤までは相手のエスバを何とかいなして、こちらのダイマエスバを通す構築を試していたが、全く上手くいかず。
・そこで、逆に相手より先に(初手に)こちらのダイマエースを展開する構築を使うことに決めた。前期で使っていた巨大リザを軸に構築を考えていました。
・そんなときにYoutubeでふゆのさんの動画を拝見し、耐久リザという発想と、ダイマエースの取り巻き(襷カウンターエスバ+ミミ+カバ+鬼火残飯ドラパ)に感銘を受けた。自分でも使用し、強いと感じたのでこれを元に構築を練ることに。
・取り巻きの4体は正直変える点が見つからなかったので、ダイマエースの2体をキッス、ギャラ、リザ、スピンロトムから選ぶ作業をした。そして環境に刺さっていると確信したスピンロトムと、それと相性が良いと思うリザに決定した。
《個体紹介》
@ラム ※巨大マックス
特性:猛火
性格:控えめ
実数値:185(252)-x-99(4)-165(164+)-106(4)-131(84)
技構成:ブラストバーン 暴風 ソーラービーム 原子の力
◎S:準速ホルード抜き(ダイジェット1積みで準速ドラパ抜き)
C:11n
◇被ダメ:
・C特化ラプラスのキョダイセンリツ(元:絶対零度)+ダイストリーム(元:波乗りor泡沫)確定耐え
・A252振りリベロエスバの珠ダイジェット 84%で2耐え
ダイマエースその1。初手にダイマして負荷をかける。
持ち物はカビ等の欠伸持ちに流されないためのラム。また、非常に数を増していた電磁波持ちのドラパなどのケアとなる。
耐久に振ることでダイマ同士の殴り合いに強くなった。猛火が発動する機会も多くCSと比べても使いずらさはなかった。
エスバの珠ダイジェット確定2耐えまで振りたかったが、初手にエスバを投げてくる人が少なかった(加えて、初手ダイマのエスバは珠よりもラムが多かった。)のと、ダイジェット1回で準速ドラパは抜いておきたかったのでこの調整になった。ただ、書いてて思ったが、準速80族抜きまでは振ったほうが良いかも。
初手ダイマ前提なので技は火力重視。はじめは鬼火を入れていたが、ウォールとしても、素でもあまり打たなかったので原始の力に変更。これによって重かったヒトム入りが、逆にイージーウィンをできる対象になった。
@襷
特性:リベロ
性格:陽気
実数値:156(4)-168(252)-95-x-95-188(252+)
技構成:飛び膝蹴り アイアンヘッド カウンター 不意打ち
◎ASぶっぱ
今期のMVP。マジで強すぎる。非ダイマ対面では不利を取ることが極端に少ない。
こちらの初手ダイマで荒らした後に相手がダイマを切って切り返して来るところに投げる。物理にはカウンター、カウンターが効かないドラパには不意、ミミやキッスにはアイへという有効打があり処理できる。
@アッキの実
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:135(36)-154(236+)-120(156)-x-126(4)-126(76)
技構成:ドレパン じゃれつく 影打ち 剣舞
◎H:8n-1(皮ダメ効率) A:11n(余り)
S:ほぼ全てのアッキミミの上を取れるくらい
(S+1↑でエスバ抜き調整のポケモンとワンチャン同速勝負に)
◇被ダメ ※アッキ発動時
・A252振りギャラの雨A+1滝登り+皮ダメ 確定耐え
・同上 珠ダイジェットorダイストリーム+皮ダメ 確定耐え
・A252リベロエスバの不意×2+皮ダメ 確定耐え
やはり、こちらが先にダイマを切る展開では必須級のミミ。呪いが欲しい場面も多くチイラミミと悩んだが、リザやロトムに強いカビ、ラプラス、バンギ、ホルードを起点にできるアッキミミにした。
アッキミミミラーが頻繁に起こったので、調整を前期と変えSを伸ばした。おかげでミラーは全て上を取れたので良かったと思う。
@珠
特性:浮遊
性格:控えめ
実数値:126(4)-x-127-172(252+)-127-138(252)
技構成:ライジングボルト エアスラ 悪の波動 悪巧み
◎CSぶっぱ
ダイマエースその2。環境にいるスピンロトムは残飯とオボン、嘴がほとんどだったので、予想外の高火力を押し付けられる珠で使用してみた。実際に平気で突っ張てくるアシレやラプを飛ばしたりと活きた場面も多かった。
環境終盤に増えたアシレゴリラエスバみたいな並びを崩せ、本当に刺さるパーティが多くリザよりも選出率は高かった。
耐久は思ったよりもペラいので注意。
@オボンの実
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-176(172+)-x-103(84)-67
技構成:地震 吹き飛ばし ステロ 欠伸
◎B:11n
リザとスピンロトムが苦手なドリュ、ホルード、パッチ、バンギを初手に出しにくくする抑制枠。また初手ダイマが刺さらない構築に対してステロ欠伸展開をする。
自分が強いと思ってよくやっていた立ち回りは、相手がバンギ等に下げるタイミングでスピンロトムで悪巧みをし、相手のダイマを誘ってカバで受け流すって動きです。
@残飯
特性:すり抜け
性格:無邪気
実数値:193(236)-141(4)-118(180)-121(4)-85-190(84+)
技構成:ドラゴンアロー 鬼火 祟り目 身代わり
◎S:最速120族抜き
ドリュやゴリラ、カビ、エスバに強く、個人的に使いやすい鬼火祟り目ドラパ。また、受け回しに対してTODを仕掛けることもできる。
身代わりでダイマターンを消費できるのも強い。
《基本選出》 or + +
80%近くは基本選出を出した。
ドリュやホルード、バンギ入りに対してはドラパやカバを含めた選出する。
《反省点》
・受け回しに対しての崩しの手段がなく、スピンロトムで数的有利を取って、ドラパでTODするしかないのできつかった。
・アシレが重く、初手の襷はなんとかなるが、後から出てこられるとかなり厳しい。
《最後に》
ほとんどの試合で想定通りに初手ダイマ(基本選出)をして、きちんと勝ちを稼げたので良かったと思います。
シーズン8は新環境を楽しんで、かつ結果も残せるよう頑張りたいです!
最後まで閲覧いただきありがとうございました。