【剣盾S6シングル最終686位/レート1971】 初めての対面構築with巨大リザ

　S6お疲れ様でした！

　自分は今までサイクル構築とスタン構築しか使ったことがなかったのですが、プレイの幅や知識を増やすためには色々な構築を使うべきではないかと思い今シーズンは対面構築を使ってみました。

《使用構築》

《構築経緯》
・初めての対面構築ということでポピュラーで強そうな並びを使用したいと思い巨大ラプラス+アッキミミからスタート
　

・とにかく対面強いポケモンを入れようと思い残飯カビ+眼鏡ドラパルトを投入
　

・ダイジェット枠として可能性を感じた巨大リザ

・もう一枠は電気の一貫を切れるホルードとドリュで悩んだがギャラの上から岩封打って起点回避でき、アッキミミにも強いドリュに決定

・ルカリオとホルードが重すぎたのと、環境への刺さりの良さを感じたのもあり眼鏡ドラパを鬼火ドラパルトに変更し完成！

《個体紹介》
＠気合の襷
特性：型破り
性格：陽気
実数値：185-187(252)-81(4)-x-85-154(252+)
技構成：地震　アイアンヘッド　岩封　剣舞
◎ASぶっぱ

　剣舞の枠はステロや角ドリルと迷ったが、
①天然ピクシー対策②ドヒドイデやナット絡みの受けを崩す
という２点で剣舞にした。カビやナットの守るターンに剣舞押して勝った試合多数。剣舞で正解だったと思う。

　しかし、最終日にアーマーガア入りの受け構築に何度も当たり勝てなかったので途中からホルードに変更したが時すでに遅し。受け構築への勝率が悪かったのが勝ちきれなかった要因。つまり、この枠は要検討。

　
＠珠　※巨大マックス
特性：猛火
性格：臆病
実数値：153-x-99(4)-161(252)-85-167(252+)
技構成：大文字　エアスラ　気合玉　身代わり
◎CSぶっぱ

◇与ダメ：
　H4振りキッスに猛火発動時、大文字が乱数１発（37.5%)

　H252振りバンギにダイナックル（元気合玉）が83～98% (ゴクエンダメと合わせて最低乱数以外１発）　※砂状態

☆このポケモンの強いところ
①キョダイゴクエンがとにかく強い
受け出しを不可能にしたり、襷を削りつつ殴れたり、後続に大きな負荷をかけたりできる。この技だけでもリザを採用する理由になりえる。

②素のSが高い
素でキッスやギャラ、ミミを抜ける。

③炎飛行の技範囲の広さ
炎飛行の両タイプを半減できるポケモンは環境にバンギとヒトム、ミトムしかいない。ダイマターンを無駄にしないため、また選出率を下げない点で重要。
　
　逆に、このポケモンの弱みは耐久が低く相手に簡単に飛ばされることが多いこと。これの何が問題かというと、こちらが先にリザにダイマを切った際に、死に出しされた相手のダイマエースのターンを消費できずにリザが突破されてしまうこと。

　そこで考えたのが身代わり採用だった。ダイジェットを積んでおけば、相手がギャラ等のダイジェットエースを出してきたときに身代わりを使いターン消費ができる。

例　こちら　　　　　　　相手
ダイマ残り１ターン　　　ギャラ死に出し
S+1リザ　　　　　　　　　
⑴ダイウォール　　　　　ダイマックス
⑵身代わり　　　　　　　ダイジェット
(3)身代わりor削り　　　　ダイジェット

　このようにしてリザのSの高さを活かしダイマターンを枯らすことができる。⑶でリザを残したければ身代わりを、後続に任せるときは削りを入れる。

　この身代わりはゴクエンの定数ダメージを稼げる上に猛火とも相性が良く、まさしく’’はまった’’感覚があった。身代わりを入れる前と後では使用感が180°変わり、多くの勝ちを拾えた。

　炎技は猛火と合わせて火力を出せる大文字。ブラストも一考ではあるが抜きエースとして使う場合もあり連射できないのは不便。飛行技は怯みを狙えて命中安定のエアスラ。サブウェポンはバンギ入りにも出せるよう気合玉。

　砂パに対しては砂がきれたタイミングでリザ出し→身代わり、をすることで相手が砂を再展開してきても勝てる。

　コータスやカバ展開に対しては初手に投げて身代わりを押していた。カバに吹き飛ばしを押されたのは１回だけ。

　
＠チョッキ　※巨大マックス
特性：貯水
性格：控えめ
実数値：207(12)-x-118(140)-150(252+)-116(4)-93(100)
技構成：フリーズドライ　波乗り　雷　絶対零度
◎H：16n-1 　B：余り
　C：特化　　D：端数　S：準速ドサイドン抜き

　調整は前期使っていたものをそのまま。持ち物は粘土と悩んだが、相手のラプラスやアシレが重かったのでチョッキにした。粘土はダイマさせないと腐るのも弱いと思ったので。

　技構成は雷と礫で本当に迷い何度か入れ替えて使っていたが、最終的には雷にした。上記の通り、ラプラスとアシレが重かったのとアーマーガアへの打点が欲しかった。

　ただし、ドリュやホルードに対面で勝てるようになる、キッスの怯み回避、ゴクエンとの相性が良い、など礫にするメリットもたくさんある。

＠アッキの実
特性：化けの皮
性格：意地っ張り
実数値：147(132)-156(252+)-114(108)-x-126(4)-118(12)
技構成：ドレパン　じゃれつく　影打ち　剣舞

　テンプレアッキミミ。対面最強の名は伊達じゃない。
　じゃれの枠はゴーストダイブと悩んだが欠伸回避のダイフェアリーを選んだ。

@オボンの実
特性：すり抜け
性格：無邪気
実数値：205(252)-141(4)-126(244)-121(4)-85-179(4+)
技構成：ドラゴンアロー　鬼火　祟り目　身代わり
◎S：最速110族抜き

　相変わらず残飯カビがいて、アッキミミが蔓延している環境だったので刺さると確信して使っていたが本当に強かった。

　前期は最速で使っていたがギャラやホルード、ミミに強く出るためにSを抑えてBに回した。

　持ち物はカビが残飯を持ってるため仕方なくオボン。ただ、ドヒド対面で残飯じゃないとTODで負けてしまうのが痛かった。

　ドラパは型が豊富な故に初手で投げると相手はカビに引かざるを得ない場合が多く、そこでアドを取れる鬼火ドラパは強いと改めて思った。　　

＠残飯
特性：厚い脂肪
性格：腕白
実数値：267(252)-130-128(252+)-x-130-51(4)
技構成：ヘビーボンバー　空元気　守る　欠伸
◎HBぶっぱ
　残飯をドラパにあげたかったし、メタ張られているので変えようとは何度か思ったが、結局この型が最強かつ便利すぎて抜けなかった。

　地割れが１番強いとは思うが、自分の未熟なプレイングだとギャラやロトムに起点にされてしまうので空元気採用。

　このポケモンがいないとダルマとパルシェンが上手く処理できないのも抜けなかった理由。

《基本選出》 or ++＠１

《雑記》
　初めての対面構築だったが強いポケモンをつかったのでそれなりの結果を残せた。対面構築への理解が進んだとは胸を張っては言えないが感じた対面構築の特徴は

・easy loseが少ない。
　サイクル構築を使っていた時は１体でも落とすと簡単にやられてしまうので、ケアをする立ち回りが多かった。それでも、考慮外の打点を持っていたり、ダイマを切られたり眼鏡や鉢巻によってサイクル崩壊してeasy loseしてしまうことがあった。
　その点では、対面構築はeasy loseが少なく戦いやすかった。

・選出依存度が低い
　サイクル構築では選出を誤るとそもそもサイクルを回せない、腐るポケモンができる、という事態になる。
　対面構築は腐るポケモンができにくく、基本選出を出しやすい。逆に言えば、基本選出の強さが勝率に直結すると思う。

　今シーズンは目標のレート2000は達成できなかったが、自分のプレイの幅を広げられたと思います。来期は絶対にレート2000を達成する決意をもって挑みます！！
　　　
　閲覧いただきありがとうございました。

【剣盾S5シングル最終415位】 ヒトムナットサイクル改

　S5お疲れ様でした。今シーズンは自己最高の結果を残すことができましたが、目標としていたのは２桁だったので少し悔しいですね。
　ただ、同じヒトムナット軸でも前シーズンよりも完成度の高い構築が組めた点には満足しています。少しでも参考になれば幸いです。

《使用構築》

《構築経緯》
・前期に引き続きヒトムナット軸を使用したい

・きつい格闘の１貫を切れて、欠伸カビとパッチラゴンに強い鬼火ドラパを基本選出の３体目に決定

・炎、地面への打点、相手のラプラスやサザン、ドラパと殴り合える要員としてチョッキラプラスを採用

・先制技を持ち、ネギガナイトやローブシンに強いフェアリー枠のミミッキュ

・最後の一枠には相手のヒトムに強く、抜きエースになれるポケモンが欲しい
→はじめ龍舞バンギを採用する
→あまりにもピクシー、ニンフが重い、抜きエースとしても微妙
→スカーフ型破りドリュウズに変更

☆最終日
・①欠伸ステロ展開等の起点作成を防げる挑発持ち　②地面の一貫切り
この二点が環境的に欲しい（襷ナットやホルードが流行っていた。）と思いバルジーナの採用を決めた。
他にもゴーストの一貫を切れたのも良かった。

・それに伴いラプラスとミミッキュの両方の役割を果たせるチョッキアシレーヌを採用して完成。

　最終日というギリギリでの変更ではあったが、変更後のほうが明らかに強い構築だと思います。

《個体紹介》

ドラパルト＠オボンの実
特性：すり抜け
性格：無邪気
実数値：189(204)-140-102(52)-120-85-213(252+)
技構成：ドラゴンアロー　鬼火　祟り目　身代わり
◎S：最速

◇被ダメ：
A172ドラパのドラゴンアロー103.7～122.7%(オボン込みで確定耐え)　　　
A178（特化）カビゴンのヘビーボンバー41.7～49.7
　　　　　　　　　　　（火傷時身代わりが確定耐え）
　与ダメ：ドラゴンアローで耐久無降りドラパ確定１発

　ドラパミラーと対欠伸カビゴンを強く意識した鬼火ドラパ。ドラゴンアロー採用理由は
①カビゴンやチョッキ持ちへの遂行速度を高める
②ドラパミラーに強くなる

　最速にしたのもドラパミラー意識とS+1↑パッチラゴンを抜くため。
この最速+ドラゴンアロー採用が活きる試合が非常に多かった。

　また、身代わりによってドヒドヌオーも崩せる。身代わりは本当に便利な技で、これを自然に採用できるのもこの型の強みだと思う。

ヒトム＠こだわり眼鏡
特性：浮遊
性格：無補正性格（控えめミント使用）
実数値：157(252)-x-130(20)-154(116+)-135(60)-114(60)
技構成：ボルトチェンジ　オーバーヒート　トリック　悪の波動
◎H：総合耐久重視で振り切り
　C：11n
　S：準速バンギ抜き

◇被ダメ：
C189（特化）キッスの悪巧み１積み珠ダイフェアリー（ダイジェット）を最高乱数切って耐え
C167（特化）ドラパの眼鏡流星群を乱数２つ切って耐え
A192Gダルマの馬鹿力+ステロダメ１回を最高乱数切って耐え

　前期はHBオボンで使用していたが鈍いカビゴン対策で眼鏡トリックに変更。（鬼火ドラパでは鈍い型はみれない為）他にも瞑想ピクシー等の積みポケやヌオー・トリトドンといった受けポケに対してもトリックを打った。
※粘着トリトドンに注意、最終日にいかみりんさんと対戦した際に粘着トリトドンにトリックを防がれ敗北した。

　トリックは非常に強かったが、守るでトリックを打っているか見られたり、相手に利用されてしまうケースもあるので打つタイミングがかなりシビアではあった。

　ドラパに受け出されるキッスに対して後投げする。岩技持ちキッスは正直しんどい。岩技を打たれるタイミングでドリュウズを投げればなんたかなるが、、、

　ステロが滅茶苦茶きついポケモンなのでバルジーナでステロを撒かれないようにしたり繰り出す回数を極力減らしたりする必要がある。
　皆さんもトリックを採用する際は無補正性格にミント使用は妥協しないように。

ナットレイ＠残飯
特性：鉄の棘
性格：腕白
実数値：181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22
技構成：ジャイロボール　ボディプレス　鉄壁　宿り木の種
◎HBぶっぱ
　最遅

　前期と全く同じ。やっぱり技構成はこれしかない。ギャラドスには体力半分あれば対面勝てる。（大文字はやめてください）

　鉄壁積んでGダルマのフレドラ耐えて勝った試合もあった。バケモン。
　ナットミラーで強いのも実はかなり大きいポイント。ステロを撒かれた試合でナットに対してヒトムを受け出すサイクルをしてしまうと不利なので、ナットに対してナットを後投げをするケースがしばしばあった。
　
　アシレーヌのダイストリームとも相性が良い。

バルジーナ＠ラムの実
特性：鳩胸
性格：腕白
実数値：217(252)-85-165(196+)-x-123(60)-100
技構成：イカサマ　はたきおとす　羽休め　挑発
◎B：11n

◇被ダメ：C167（特化）ドラパの珠ダイサンダー（元技：雷）
　　　　　を乱数２つ切って耐え
　　　　　※元技：10万ボルトなら確定耐え
　　　　　A118（特化）力持ちホルードの珠のしかかり確定３発
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（41.4～49.3%）

　最終日にどうしても挑発持ちで地面の一貫を切れるポケモンが欲しく、バルジーナの採用に至った。（前日に見たバンビ―さんの動画の影響も否めない・・・）

　ゴーストの一貫が切れるのも大きく、物理ドラパルトへ安定して後投げできる。なお、ドラパルトの型が判明する前に対面したときは羽休めから入ることを推奨する。

　最終日付近に襷ステロナットが増えたが、挑発がほとんど警戒されず挑発でステロを防ぎ叩きでナットの襷を削るor後続に負荷をかけることができるので強かった。
　
アシレーヌ＠突撃チョッキ
特性：激流
性格：控えめ
実数値：175(156)-84-112(140)-176(108+)-137(4)-93(100)
技構成：波乗り　ムーンフォース　エナジーボール　アクアジェット
◎H：16n-1　　　C：11n
　S：準速ドサイドン抜き

◇被ダメ：A172ドラパルトの珠ダイホロウ確定耐え（83.4～98.8%）
　　　　　C172（特化）FCロトムのボルトチェンジ確定3発
　　　　　　　　　　　　　　　　（37.7～45.7%)

　最終日に急遽変更した枠。それ故にラプラスと同じような使用感にしたかったため極力耐久をラプラスに近づけた。（特殊耐久はほぼ同じ）
　
　ヒトムナットがきついサザンドラに鬼強いのが偉い。サザンドラ入りには絶対選出。

　水技は鬼火とのシナジーで波乗り。うたかたのアリアが欲しくなる場面もなかったのでこれでいいと思う。

ドリュウズ＠こだわりスカーフ
特性：型破り
性格：陽気
実数値：185-187(252)-81(4)-x-85-154(252+)
技構成：地震　アイアンヘッド　瓦割り　ステロ
◎ASぶっぱ

　ここまでの５体ではパワー不足感が否めないので、構築のパワーを底上げする抜きエース。実況者のいろはさんが使用されてるのを見て強いと感じ、そのまま使わせてもらった。

　このポケモンは本当にダイマックスと相性が良く、さらにトップ５+ミトムに強いのが偉すぎる。AやDが上がった状態ならダイマが切れた後でもダイマした状態のトップ５とミトムに勝ちうる。

　ダイウォールは必須、元技は有利対面で打てるとサイクル有利になるステロ。特にヒトム対面やキッス対面で撒けるとおいしい。

　ドリュウズを選出した際は中盤以降にダイマを切って暴れつつ能力をあげて全抜きを狙っていくようにした。
　
《選出》　　　※トップ５=ドラパミミカビキッスドリュ

基本選出：

対トップ５+ミトム構築：

対トップ５+ラプラス構築：

対カバ展開（カバドリュ）：＋＠１

対コータスリザドリュ：

対サザンガルド：＋＠１

対雨パ：＋＠１

《立ち回り》
☆対トップ５+ミトム構築　（こちらの選出：ドラパヒトムドリュ）
　ドラパから入り鬼火を撒く→キッスが出てくる→ヒトムに交代
ここで、①キッスがダイマしてダイジェット→ヒトムにダイマを切るorヒトムを捨てて死に出しドリュにダイマを切る
　　　　②キッスが悪巧み→ボルチェンからドリュを出す

　②の場合はこちらはダイマを切らずに相手のダイマを処理できるので超有利で、実際にこのパターンではほとんど勝てた。
　①の場合でもこちらがかなり有利に進めることができる。

　この構築と戦うときに意識していたのはカビゴンを機能停止させることとドリュウズの１貫を作るという２点。

☆対トップ５+ラプラス構築　（こちらの選出：ヒトムナットアシレ）
　相手がラプラス＋ドリュorカビという選出をしてくることが非常に多い。相手のラプラスのダイマを交換等で枯らすこととカビゴンをトリックで機能停止or受け出し時に零度の試行回数を稼ぐことを意識していた。

《全般的に心がけること》
・序盤にダイマを切っても全く強くない構築なので、相手にダイマを先に切らせて枯らすことをイメージ。

・数的不利は取られたくないので、相手の初手ダイマやナットレイへの炎技は必ずケアすること。（例えば初手ドラパとこちらのナットレイが対面したら引いて炎技の有無を確認する）

・ドリュウズが刺さっている構築ではドリュウズにダイマを切ってパワーアップさせて全抜きする。鬼火を入れられないよう注意。

《きつかった点》
・相手のポケモン、行動に合わせて動かすパーティーなので相手に大きく左右される。特に相手がダイマを切るタイミングを読み間違えると即負けにつながりやすい。

・上に関連して不意の初手ダイマがキツイ。マンムーに初手ダイマを切られたら涙目。

・ラプラスをアシレーヌに変更したことで、トリトドンが重い。（エナジーボールはあるが、裏のドヒド等に通らない。ラプラスならとドン対面で零度も打てた。）

・大文字持ちギャラ、エッジ持ちダルマは無理　　

最終日に変更する以前の２体も一応載せておく

ラプラス＠突撃チョッキ ※キョダイマックス
特性：貯水
性格：控えめ
実数値：207(12)-x-118(140)-150(252+)-116(4)-93(100)

技構成：フリーズドライ　波乗り　10万ボルト　絶対零度
◎H：16n-1 　B：余り
　C：特化　　D：端数　S：準速ドサイドン抜き

　持ち物は特殊ドラパやサザン、ラプラスに殴り勝てるようにチョッキ。特殊方面は本当に硬くミトムとも殴り合える。物理耐久もそこそこ。

　特性は個人的には貯水一択。例えば水ポケとこちらのヒトムが対面した際にボルチェンで殴りつつラプラスを回復させる立ち回りができる。

　有利対面で相手のカビ引きが読める場面は積極的に零度を押した。相手にダイマを先に切らせることもできるので零度は非常に強力だった。

　水技は鬼火とのシナジーで波乗り。

ミミッキュ＠命の珠
特性：化けの皮
性格：陽気
実数値：131(4)-142(252)-100-x-125-162(252+)
技構成：影打ち　じゃれつく　シャドークロー　剣舞
◎ASぶっぱ

フェアリー枠。パーティーに一人は欲しい先制技持ち。正直適当に入れた。

ここまでご覧いただき本当にありがとうございました🙏

【剣盾S4シングル最終975位】 ヒトムナットサイクル

S4お疲れ様でした。
今シーズンは最終日の割と早い時間帯に3桁に上がれたのですが、チキって潜れずギリギリ3桁という結果で終わりました。
とは言え、2シーズン連続で最終3桁に入れたのは大きな成長かなと思います。
構築の完成度はもっと上位を目指せたと思えるくらい自信を持っているので、参考になれば幸いです。

《使用構築》

レンタルパーティー公開してるので、もし良かったら使ってみてください！

《構築経緯》
・威嚇+鬼火で起点を作れるガオガエンと鈍いカビの組み合わせが強そう。
・ガオガエンと相性補完に優れているナットレイ、カビと相性の良いドラパキッス、トリルで切り返してカビを展開できるトリルミミッキュで構築がスタート。
・ガオガエン自体は使い勝手が良かったが、構築があまりにもキッスとリザに弱かったので、やむを得ずガオガエン→ヒトムに変更。
・ヒトムナットでサイクルを回す試合が増えてカビの選出率が低下したのに加え、サイクルを回した後の掃除役がもう１体欲しかったので、トリルミミッキュ→テンプレASミミッキュに変更し、この構築に落ち着いた。

こうして見ると当初の発想からはズレてしまったが、使いやすくて納得のできる構築が組めたので良かったかな？あと、自分はサイクル戦が好きだということに改めて気づかされました（笑）

《個体紹介》
ヒトム＠オボンの実
特性：浮遊
性格：図太い
実数値：157(252)-x-165(180+)-135(76)-127-106
技構成：ボルトチェンジ　オーバーヒート　悪巧み　悪の波動（最終日以外は鬼火）
◎総合耐久重視のH振り切り
　B：11n
　ミラー後攻ボルチェン意識S無降り

◇鉢巻意地ガラルダルマの馬鹿力確定耐え

サイクルの要その１。ボルチェンでサイクルを優位に進め悪巧みで崩しも行う。ずっと鬼火を入れていたが、ドラパ対面で鬼火外しorラムで火傷にできずに積まれると即負けしてしまうので、後続のミミで処理できるように最終日のみ悪の波動にしていた。はじめ悪巧みではなく放電を入れていたが、カビに勝てるように悪巧みを採用したところ、滅茶苦茶ハマったので大正解だったと思う。悪巧みを積んだ後のダイマは強力で、このポケモンをダイマさせる試合も少なくなかった。ヒトムがいることでアーマーガアの被選出率が下がりドラパ、ミミ、カビが通しやすくなるのもgood。ミラーで後攻ボルチェンできないと一気にきつくなるため、S個体値を28か29にしたほうが良いかも。
選出率：１位

ナットレイ＠残飯
特性：鉄の棘
性格：腕白
実数値：181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22
技構成：ジャイロボール　ボディプレス　鉄壁　宿り木の種
◎HBぶっぱ
　最遅

サイクルの要その２。技構成は個人的にこれしかないと思う。アーマーガアとの鉄壁の積み合いをも制す化け物(宿り木を外さなければ)。ドリュウズ入りに対してはこのポケモンを雑に切らないことが大事。呪い１積みカビを抜けるように調整したナットレイも試して見たかったが時間がなかった。
選出率：２位

トゲキッス＠こだわり眼鏡
特性：天の恵み
性格：控えめ
実数値：161(4)-x-115-189(252+)-135-132(252)
技構成：エアスラッシュ　マジカルシャイン　火炎放射　原始の力
◎CSぶっぱ

持ち物はサイクル戦意識の眼鏡。受け構築やカビゴンに対しても強く出れて良かった。また、ダイマが切れた後も非常に強力なのが眼鏡の素晴らしいポイント。草結びが無くてもカバにはほとんど仕事をさせないため、草結びではなく原始の力を採用。キッスをヒトムで見ている構築が多く容易に交換読みを決めることができた。そして、天の恵み原始の力はときに恐ろしい奇跡を生み出してくれた。CSぷっぱ個体を使用していたが、サイクルに参加させる試合が多かったので耐久調整も考慮。
選出率：３位

カビゴン＠フィラの実　※キョダイマックス個体
特性：食いしん坊
性格：意地っ張り
実数値：258(180)-154(76+)-117(252)-x-130-50
技構成：空元気　DDラリアット　鈍い　リサイクル
◎H：3n
　A：11n

◇A+5↑ DDラリアット　HB特化カビに対して　50.5~59.5%
　A+6↑　　　〃　　　　　　　　〃　　　　　57.3~67.7%

よくいる鈍いリサイクルカビ。炎技を切りドラパやミラー意識のDDラリアットを採用した。カビミラーで鈍いを積み合った際に回復実圏外の相手を１発で倒しきるためにHB特化ではなく意地個体を使用した。このポケモンは間違いなく環境トップの性能であるが、それが故にこだわりトリック等によるメタが蔓延していて動かしにくく感じた。
選出率：６位

ミミッキュ＠命の珠
特性：化けの皮
性格：陽気
実数値：131(4)-142(252)-100-x-125-162(252+)
技構成：影打ち　じゃれつく　シャドークロー　剣舞
◎最速

テンプレASミミッキュ。特に言うことなし。パッチラゴン入りに対してはこいつがいないと止められないので、必ず選出していた。
選出率：４位

ドラパルト＠ラム
特性：すり抜け
性格：意地っ張り
実数値：193(236)-176(156+)-103(60)-x-96(4)-169(52)
技構成：ドラゴンアロー　ゴーストダイブ　鋼の翼　龍舞
◎A：11n
　S：最速100族抜き抜き

◇A+2↑ A142ミミッキュの珠影打ちを最高乱数切って耐え
　ダイマックス状態でA172ドラパルトの珠ダイドラグーン（元ドラゴンアロー）確定耐え
　
　C177サザンドラの悪の波動を乱数２つ切って耐え
　C172トゲキッスのマジカルシャインを最高乱数切って耐え
　ダイマックス状態でC152ドラパルトの珠ダイドラグーン（元流星群）確定耐え

環境にいるドラパが100族抜きやそれよりも遅い個体が多かったため、このSラインにした。元々は弱点保険を持たせていたが、鬼火環境であり動かしにくい+サイクルを回した後の抜きエースとして運用したい、という理由で調整はそのままでラム龍舞型にした。鬼火を入れることも検討したが、ダイスチルが打てないとカビ対面などで択が発生してしまうので不採用とした。カバ、ロトム、カビ等を起点にすることが多かった。
選出率：５位

《選出》　
基本選出：ヒトムナット＋＠１
対カバ入り：初手キッス　（カバの処理はドラパで龍舞→ドラゴンアロー→ダイドラグーンorダイホロウというルートもある。）
対ネギガナイト、武神入り：初手キッスorミミ
対パッチラゴン入り：ミミッキュ＋＠２
基本的にはヒトムかナットを初手に投げるが、上記のような場合は初手にキッスやミミを出す。困ったら基本選出をすれば問題ない。
　
《反省》
・水、地面、草打点がないためセキタンザン、ドサイドンがキツイ。特にセキタンザンは即降参レベル。最終日、400位近くの方のセキタンザンにボコボコにされた。
・自爆カビや呪い痛み分けミミなどで無理やりこちらの１体をもっていかれると、サイクル構築のため大きく不利を取ってしまう。

最後まで閲覧いただきありがとうございます。シーズン５は自己最高記録を目指して頑張りたいと思います！

【剣盾S3シングル最終653位】 カビミトムスタン

S3お疲れ様でした！
目標としていた最終3桁を達成できたため、備忘録を兼ねて一度書いてみたかった構築記事を書きたいと思います。
タイマン性能・サイクル性能共に高いチョッキカビゴンと欠伸展開に対する切り返しができ、カビゴンに強いポケモンに強いラムミトムを軸に、環境に刺さっていると感じたポケモンを並べました。

《個体解説》
マンムー＠スカーフ
特性：厚い脂肪
性格：無邪気
実数値：185-182(252)-100-91(4)-72-145(252+)
技構成：地震　つらら落とし　フリーズドライ　馬鹿力
◎最速

化石竜が流行っていると感じ、そのメタとして採用した。スカーフダルマと役割が被るが、
①電気の一貫をきれる
②読まれにくい
③フリーズドライを打てる
という点で差別化できる。あまり読まれずスカーフではないドラパやサザン、エースバーンが突っ張ってくれることもしばしばあった。
ヌオーやトリトドン、ギャラ引きが読める場面は積極的にフリドラを打った。

アーマーガア＠アッキの実
特性：ミラーアーマー
性格：腕白
実数値：201(220)-108(4)-165(196+)-x-106(4)-98(84)
技構成：ブレイブバード　羽休め　鉄壁　ボディプレス
◎B：11n
　S：ダイジェ１積みで最速ギャラ抜き

◇珠ギャラ ダイストリーム 51.2～60.6%
ルチャブル+2↑ ダイサンダー 42.2～50.2%
アッキ発動下
ルチャブル+2↑ ダイサンダー 28.3～33.8

珠ギャラやカビゴン、ドリュウズを受けれるポケモンとして採用した。珠ギャラやルチャブルを受けるにはどうすれば良いか考え抜いてたどり着いたのがアッキのみだった。ダイマックス技の天候やフィールドによる火力上昇を実質無効にできる。また、ボディプレスの火力を上げることでドリュウズやバンギラス、ダルマ、カビゴンに対する処理速度を上げれるのが強かった。ただ受けるだけでなく、BとSを上げることで詰めの駒としても使える。

カビゴン＠突撃チョッキ
特性：厚い脂肪
性格：意地っ張り
実数値：239(28)-178(252+)-113(220)-x-131(4)-51(4)
技構成：空元気　ヘビーボンバー　雷パンチ　炎のパンチ
◎H：16n-1
　A：特化

この構築の軸であり、出すと確実に活躍してくれた神ポケ。チョッキを持つことでほとんどの特殊ポケモンへの後投げが安定する。トゲキッスの被選出率が高かったので、トゲキッス入りには必ず選出し体力管理を気を付けた。ノーマル技はのしかかりとの選択になるが、鬼火を受けて起点にされるのが嫌だったのと、ロトム対面で相手が鬼火を選択してくれるとロトムの体力を大きく削れることができてこちらのアーマーガアやトゲキッスで楽に詰めれるのが良いと思って空元気にした。

ミトム＠ラムの実
特性：浮遊
性格：図太い
実数値：157(252)-x-159(140+)-128(20)-133(44)-113(52)
技構成：ハイドロポンプ　10万ボルト　悪巧み　悪の波動

◇珠ギャラのパワーウィップ確定耐え

カビゴンがきついエースバーンやドサイドン、アーマーガア等を見る枠。またカバルドンやブラッキー、カビゴンの欠伸展開を切り返す用のポケモン。ボルチェンを警戒して相手が守るを押すターンに悪巧みを合わせることで欠伸展開は崩せた。もう少し特攻に割いたほうが良いかも。

ドラパルト＠気合の襷
特性：すり抜け
性格：陽気
実数値：163-172(252)-96(4)-x-95-213(252+)
技構成：ドラゴンアロー　ゴーストダイブ　蜻蛉返り　不意打ち
◎最速

化石竜メタその２。ストッパーとして優秀。終盤Sを削ったトゲキッスが多く、ダイジェ１回積まれても上をとれることが多かった。重かったギルガルドを襷でも弱保でも身代わり型でも処理できるのが良い。初手性能がとても高く、困ったら初手に出した。

トゲキッス＠命の珠
特性：天の恵み
性格：臆病
実数値：161(4)-x-115-172(252)-135-145(252+)
技構成：エアスラッシュ　マジカルシャイン　草結び　火炎放射
◎最速

特に言うことなし。抜きエース。最終日２日前まで弱保パッチラゴンを使っていたが、使い慣れてなくしっくりこなかったのと敵のDMドラパのダイドラグーンをフェアリーで透かし、ダイホロウをカビゴンで透かす立ち回りをしたいと思い変更した。

基本選出は特に無いが、初手はほとんどマンムーかドラパルトを投げた。
対受け構築選出はミトムキッス+マンムーorアーマーガア。

拙い文章お許し下さい🙏ここまでご覧いただきありがとうございました！