【剣盾S6シングル最終686位/レート1971】 初めての対面構築with巨大リザ
S6お疲れ様でした!
自分は今までサイクル構築とスタン構築しか使ったことがなかったのですが、プレイの幅や知識を増やすためには色々な構築を使うべきではないかと思い今シーズンは対面構築を使ってみました。
《使用構築》
《構築経緯》
・初めての対面構築ということでポピュラーで強そうな並びを使用したいと思い巨大ラプラス+アッキミミからスタート
・とにかく対面強いポケモンを入れようと思い残飯カビ+眼鏡ドラパルトを投入
・ダイジェット枠として可能性を感じた巨大リザ
・もう一枠は電気の一貫を切れるホルードとドリュで悩んだがギャラの上から岩封打って起点回避でき、アッキミミにも強いドリュに決定
・ルカリオとホルードが重すぎたのと、環境への刺さりの良さを感じたのもあり眼鏡ドラパを鬼火ドラパルトに変更し完成!
《個体紹介》
@気合の襷
特性:型破り
性格:陽気
実数値:185-187(252)-81(4)-x-85-154(252+)
技構成:地震 アイアンヘッド 岩封 剣舞
◎ASぶっぱ
剣舞の枠はステロや角ドリルと迷ったが、
①天然ピクシー対策②ドヒドイデやナット絡みの受けを崩す
という2点で剣舞にした。カビやナットの守るターンに剣舞押して勝った試合多数。剣舞で正解だったと思う。
しかし、最終日にアーマーガア入りの受け構築に何度も当たり勝てなかったので途中からホルードに変更したが時すでに遅し。受け構築への勝率が悪かったのが勝ちきれなかった要因。つまり、この枠は要検討。
@珠 ※巨大マックス
特性:猛火
性格:臆病
実数値:153-x-99(4)-161(252)-85-167(252+)
技構成:大文字 エアスラ 気合玉 身代わり
◎CSぶっぱ
◇与ダメ:
H4振りキッスに猛火発動時、大文字が乱数1発(37.5%)
H252振りバンギにダイナックル(元気合玉)が83~98% (ゴクエンダメと合わせて最低乱数以外1発) ※砂状態
☆このポケモンの強いところ
①キョダイゴクエンがとにかく強い
受け出しを不可能にしたり、襷を削りつつ殴れたり、後続に大きな負荷をかけたりできる。この技だけでもリザを採用する理由になりえる。
②素のSが高い
素でキッスやギャラ、ミミを抜ける。
③炎飛行の技範囲の広さ
炎飛行の両タイプを半減できるポケモンは環境にバンギとヒトム、ミトムしかいない。ダイマターンを無駄にしないため、また選出率を下げない点で重要。
逆に、このポケモンの弱みは耐久が低く相手に簡単に飛ばされることが多いこと。これの何が問題かというと、こちらが先にリザにダイマを切った際に、死に出しされた相手のダイマエースのターンを消費できずにリザが突破されてしまうこと。
そこで考えたのが身代わり採用だった。ダイジェットを積んでおけば、相手がギャラ等のダイジェットエースを出してきたときに身代わりを使いターン消費ができる。
例 こちら 相手
ダイマ残り1ターン ギャラ死に出し
S+1リザ
⑴ダイウォール ダイマックス
⑵身代わり ダイジェット
(3)身代わりor削り ダイジェット
このようにしてリザのSの高さを活かしダイマターンを枯らすことができる。⑶でリザを残したければ身代わりを、後続に任せるときは削りを入れる。
この身代わりはゴクエンの定数ダメージを稼げる上に猛火とも相性が良く、まさしく’’はまった’’感覚があった。身代わりを入れる前と後では使用感が180°変わり、多くの勝ちを拾えた。
炎技は猛火と合わせて火力を出せる大文字。ブラストも一考ではあるが抜きエースとして使う場合もあり連射できないのは不便。飛行技は怯みを狙えて命中安定のエアスラ。サブウェポンはバンギ入りにも出せるよう気合玉。
砂パに対しては砂がきれたタイミングでリザ出し→身代わり、をすることで相手が砂を再展開してきても勝てる。
コータスやカバ展開に対しては初手に投げて身代わりを押していた。カバに吹き飛ばしを押されたのは1回だけ。
@チョッキ ※巨大マックス
特性:貯水
性格:控えめ
実数値:207(12)-x-118(140)-150(252+)-116(4)-93(100)
技構成:フリーズドライ 波乗り 雷 絶対零度
◎H:16n-1 B:余り
C:特化 D:端数 S:準速ドサイドン抜き
調整は前期使っていたものをそのまま。持ち物は粘土と悩んだが、相手のラプラスやアシレが重かったのでチョッキにした。粘土はダイマさせないと腐るのも弱いと思ったので。
技構成は雷と礫で本当に迷い何度か入れ替えて使っていたが、最終的には雷にした。上記の通り、ラプラスとアシレが重かったのとアーマーガアへの打点が欲しかった。
ただし、ドリュやホルードに対面で勝てるようになる、キッスの怯み回避、ゴクエンとの相性が良い、など礫にするメリットもたくさんある。
@アッキの実
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:147(132)-156(252+)-114(108)-x-126(4)-118(12)
技構成:ドレパン じゃれつく 影打ち 剣舞
テンプレアッキミミ。対面最強の名は伊達じゃない。
じゃれの枠はゴーストダイブと悩んだが欠伸回避のダイフェアリーを選んだ。
@オボンの実
特性:すり抜け
性格:無邪気
実数値:205(252)-141(4)-126(244)-121(4)-85-179(4+)
技構成:ドラゴンアロー 鬼火 祟り目 身代わり
◎S:最速110族抜き
相変わらず残飯カビがいて、アッキミミが蔓延している環境だったので刺さると確信して使っていたが本当に強かった。
前期は最速で使っていたがギャラやホルード、ミミに強く出るためにSを抑えてBに回した。
持ち物はカビが残飯を持ってるため仕方なくオボン。ただ、ドヒド対面で残飯じゃないとTODで負けてしまうのが痛かった。
ドラパは型が豊富な故に初手で投げると相手はカビに引かざるを得ない場合が多く、そこでアドを取れる鬼火ドラパは強いと改めて思った。
@残飯
特性:厚い脂肪
性格:腕白
実数値:267(252)-130-128(252+)-x-130-51(4)
技構成:ヘビーボンバー 空元気 守る 欠伸
◎HBぶっぱ
残飯をドラパにあげたかったし、メタ張られているので変えようとは何度か思ったが、結局この型が最強かつ便利すぎて抜けなかった。
地割れが1番強いとは思うが、自分の未熟なプレイングだとギャラやロトムに起点にされてしまうので空元気採用。
このポケモンがいないとダルマとパルシェンが上手く処理できないのも抜けなかった理由。
《基本選出》 or ++@1
《雑記》
初めての対面構築だったが強いポケモンをつかったのでそれなりの結果を残せた。対面構築への理解が進んだとは胸を張っては言えないが感じた対面構築の特徴は
・easy loseが少ない。
サイクル構築を使っていた時は1体でも落とすと簡単にやられてしまうので、ケアをする立ち回りが多かった。それでも、考慮外の打点を持っていたり、ダイマを切られたり眼鏡や鉢巻によってサイクル崩壊してeasy loseしてしまうことがあった。
その点では、対面構築はeasy loseが少なく戦いやすかった。
・選出依存度が低い
サイクル構築では選出を誤るとそもそもサイクルを回せない、腐るポケモンができる、という事態になる。
対面構築は腐るポケモンができにくく、基本選出を出しやすい。逆に言えば、基本選出の強さが勝率に直結すると思う。
今シーズンは目標のレート2000は達成できなかったが、自分のプレイの幅を広げられたと思います。来期は絶対にレート2000を達成する決意をもって挑みます!!
閲覧いただきありがとうございました。